《超ボカニコ2018》1日目(前半)の魅力、セトリまとめ
こんにちは、れんち です。
遅ればせながら、僕のゴールデンウィーク一大イベントである『超ボカニコ2018』について、ふり返っていきたいと思います。
2日間行われた超ボカニコでしたが、本記事では、まず1日目(前半)の、僕が実際に観ることができた、出演者の方々のライブの感想と、曲のセットリスト(セトリ)について書いていきます。
(出演者の方全員分は把握しきれませんでした...。)
超ボカニコとは?
名前の由来ですが、「ボーカロイド」と「ニコニコ動画」のそれぞれ先頭の2文字を取っています。名前からわかるように、ニコニコ動画内のボーカロイド音楽ポータルサイトが「ボカニコ」です。
そのボカニコの「ニコニコ超会議」への拡大版が「超ボカニコ」です。超ボカニコは、ボカロPさんが持ち入れ替わりで、DJとしてステージ上でボカロ音楽を流し続け、観客がそれに合わせてペンライトを振ったり、掛け声をかけたりする、いわゆるライブのようなものです。なお、各々の持ち時間は30分程度です。
去年の会場は「DJステージ」1ステージだけで、円形状のステージを中心として、360度あらゆる方向から、観客がライブを楽しむことができるものでした。
一方で、今年は「DJステージ」の他に新たに「バンドステージ」が、互いに向かいあう形で設置され、観客は両者の間を行き来してライブを楽しむ形式でした。
1日目(前半)のふり返りとセトリ
ここからは、出演した各ボカロPさんのライブをふり返っていきます。
"DJ RK" さん
一般人から、超ボカニコにDJとして出演できる公募枠『DJできんの!?ボカニコ!!~ロード to 超会議~』の、西日本オーディションを勝ち抜いた人物です。
「うーん、一般公募からだし、どうなんだろ...?」
と思い、始まる前は正直あまり注目していませんでした。
しかし、その侮りは出だしから崩されます。1曲目『ハロ/ハワユ』を聴いた瞬間、鳥肌が立ちました。オリジナルのしっとりした曲調を、ライブ向けにアップテンポにアレンジしており、サビの部分で思わずジャンプしたくなるノリのいい曲に仕上がっていました。会場全体が、DJ RKさんの世界にすっかり引き込まれていました。
この方には来年も、超ボカニコに出演して欲しいと切実に思います。
DJ RKさんのセトリは以下のとおりです。
"はるまきごはん" さん
バンドステージ出演者として、はるまきごはんさんが先陣を切りました。
ステージ中央でボーカル&ギターを担当する、はるまきごはんさん。
素顔は初めて見たのですが、赤いギターが良く似合うイケメンでした。
僕はこの方のことを『メルティランドナイトメア』という曲を聴いて知るようになったのですが、曲、絵、動画作成だけではなく、バンドとして歌も歌える、かなり多才な方です。
1曲目の演奏が終わり2曲目。『メルティランドナイトメア』の演奏が始まりました。
普段は初音ミクVer.の方しか聞いていなかったのですが、
「セルフカバーもいいなぁ...」
と、はるまきごはんさんの歌声に、思わずしみじみと聴き入ってしまいました。
『メルティランドナイトメア』のほかにも、1曲目に演奏していた『銀河録』もお薦めです。
バンドメンバーとして、和田たけあき(くらげP)さんがギター弾いていましたね。
超会議ボカニコ、はるまきごはんライブありがとうございました〜ギター弾いてました。和田たけあき(くらげP)さんは15:00からやります。
— 和田たけあき (@kurage_P) 2018年4月28日
はるまきごはんさんのセトリは以下のとおりです。
- 銀河録 /はるまきごはん
- メルティランドナイトメア /はるまきごはん
- ラストライト /はるまきごはん
- コバルトメモリーズ /はるまきごはん
- カルデネ /はるまきごはん
- ドリームレス・ドリームス /はるまきごはん
"out of service" さん
キーボード担当の小西さん、ギター担当の大野さんの2人組のボカロPさん。僕はこの方々を、今回の超ボカニコで初めて知りました。
ステージ上で初めて見たとき、
「あれ?なんで白衣着てるんだろう?」
と、ふたりの格好に驚きました。
あとで調べてみたら京大理系卒らしく、それが理由なのかもしれません。
大野さんは、"ボーカロイドキーボード"(ショルダーキーボードの鍵盤を弾くと、その旋律をボーカロイドの声が奏でる、ヤマハが開発した楽器)を使用しての演奏。一方で小西さんは、キーボードにボーカロイドの声を録音した、いわゆるサンプリングでの演奏でした。
これら2つの楽器を使い、"ボカロの声のみを使ったアカペラ演奏"や、"弾き語り"といった、実験的な音楽を見せてくれました。ボカロの可能性を引き出すような、とても刺激的なライブでした。
out of serviceさんのセトリは以下のとおりです。
- M'AIDER遭難ガール /out of service
- ビットチューン /out of service
- ヒトノカタチ /out of service
- ピグマリオン /out of service
- ベストアルバムメドレー(サビ部分のみ11曲) /out of service
- 東京リアルワールド /out of service
"ミスミ" さん
僕がここ1年くらい注目しているボカロPさんのひとり。ポップでキラキラした曲が魅力的です。去年は「超ボーマス2017」や「初音祭」といったVOCALOIDイベントでCDを買わせていただいたり、お話させていただいたりと、すっかりファンになりました。
ミスミさん自身の曲が多いこともあり、ゆるく乗れるセトリでした。
セトリに『妄想感傷代償連盟』を入れたのは、この曲でイラストを担当した檀上大空さんに、ミスミさんの最新曲『青い恋』のイラストを担当してもらったからでしょうか。
お薦めの曲は、今回のセトリにも入っていた『アンリアルブルー』で、サビがかなり高音にもかかわらず、聴きづらくなく、透き通るような心地の良い曲だと思います。
今年も、超ボーマス2018ブースにて、新作のCDを買わせていただきました。
ミスミさんのセトリは以下のとおりです。
- ミッドナイトに猫は笑う /ミスミ
- ゼロで割る /ミスミ
- 妄想感傷代償連盟 /DECO*27
- Quark /ミスミ
- 宇宙遊泳 /ミスミ
- MULTILAYER WORLD /ミスミ
- 映ら /ぬゆり
- 捨て子のステラ /Neru
- バニラと白昼夢 /ミスミ
- メテオライト /Yunomi
- We are friends,aren't We? /宮沢もよよ
- Alice in 冷凍庫 /Orangestar
- アンリアルブルー /ミスミ
- 反重力の街 /ミスミ
- アリア /ミスミ
"鬱P" さん
シャウト系、デスヴォイスの調声に定評のあるボカロPさんです。バンドステージで、ボーカルとしてDEATH姫さん(歌い手)を迎えての演奏でした。
僕はジャンルの好みの問題で、今までにこの方の曲をほとんど聴いたことがありませんでした。そんな中、5曲目に演奏された『天使だと思っていたのに』という曲はお薦めです。本人も「静かな曲」と仰っていたとおり、鬱Pさんの楽曲の中ではしっとりとした曲です。しかしながら、デスヴォイスを要所要所に使うことで、切ない歌詞、曲の中にデスヴォイスの激しさが際立ち、メリハリのある素晴らしい曲になっていると思います。
鬱PさんがMCの途中で、汗だくになりながら「お水が飲みたい...」とこぼしたのには、思わず吹き出してしまいました。
また、生で女性のデスヴォイスを聴くのは初めてだったのですが、曲中で裏声とデスヴォイスを使い分けるDEATH姫さんが非常に格好良かったです。(喉、大丈夫なんでしょうか。)
鬱Pさんのセトリは以下のとおり。
- 骸 Attack!! /鬱P
- 馬鹿はアノマリーに憧れる /鬱P
- オトナのオモチャ /鬱P
- 皆殺しのマジック /鬱P
- 天使だと思っていたのに /鬱P
- 害虫 /鬱P
おわりに(1日目後半に続く)
以上、超ボカニコ1日目(前半)の感想とセトリでした。
感想記事って初めて書くのですが、難しい!
何度も書き直してみても、全然思うように書けない...(泣)。
本当はゴールデンウィーク中に書き終えたかったのですが、気づいたら2週間も経っていました...
感想部分をほとんど省こうかとも思ったのですが、文章が稚拙ながら、自分なりに推敲したものを載せることにしました。温かい目で見ていただけると助かります。趣味についての記事なので書くこと自体は楽しかったのですが、自分の語彙力が足りな過ぎて、出演者さんの素晴らしさを文章にするのに苦労しました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
《超ボカニコ2018》1日目(後半)に続きます!