《メモ》VAIO PCのメモリ増設方法
音楽編集ソフト『Studio One』で作業をしている際に、メモリ不足でソフトが落ちてしまう問題が発生。メモリ8GBのVAIO PCを使っていましたが、この容量では足りないみたいなので、空きスロットにメモリ増設することにしました。
参考までに、その時のメモリ増設手順のメモを残します。
動手順で行って故障しても保証はできないので、あくまでも参考として、詳細は取り扱い説明書を確認してください。
メモリ増設の際に必要なもの:
- メモリ(PCの仕様で指定されている型番のもの)
- プラスドライバー(メモリカバーを外すため)
参考リンク:VAIO PC 取り扱い説明書ダウンロード
メモリ交換手順
PCの型番をメモする
まず始めに、メモリを増設するPCの型番をメモします。
PCの型番の確認方法ですが、VAIO PCの場合は大きく以下の4つの方法があります。
- 本体に貼られているシールから確認する
- 保証書から確認する
- [システム情報]画面から確認する
- BIOSセットアップメニューで確認する
具体的な手順は、以下のサポートサイトから見ていただければと思いますが、手っ取り早い方法としては、「3.[システム情報]画面から確認する」かなと思います。
「Windowsキー」+「R」キーを同意に押して、「ファイル名を指定して実行」を開く。名前の欄に「msinfo32」と入力し、「OK」を押す。
「システム情報」画面の、「システムモデル」欄にあるのが型番です。
例えば、自分の場合だと『VJS152』と表示されている番号です。
(参考リンク:VAIOの型名を確認する方法)
製品ページから 「メモリーモジュール規格」を確認
PCの型番を確認したら、まず、その型番のVAIO PCの製品ページに行きましょう。自分の場合は『VJS152』の製品ページです。
(参考リンク:VAIO S15(VJS152)製品サポート情報)
次に、メモリモジュール規格を確認するために、製品ページ内の「主な仕様」をクリックして、リンク先のPCの仕様のページに行きましょう。
(参考リンク:VAIO S15(VJS152) 仕様)
「メインメモリー」項目の「メモリーモジュール規格」を確認します。
『VJS152』の場合、出荷時のメモリが8GBのPCの場合のみ、スロットに空きがあり、空きスロットに8GBまでのメモリーを増設可能です。メインメモリーが最大で16GBまでなので、これ以上大きなメモリは増設できないことになります。メインメモリー最大容量以上のメモリを買わないように注意しましょう。
『VJS152』の場合は、メインメモリー規格『DDR4 PC4-19200』を購入することになります。
※メモリには「ノートPC用」と「デスクトップPC用」があるので、間違えないよう注意してください!
※メモリ選びのポイント
メモリの選び方についてさらっと知りたい場合は、以下のサイトが参考になります。改めて書くことではないので、ここではリンクを貼るだけにします。
規格と同じメモリを購入
型番が同じであれば、出荷時に搭載されているメモリとメーカが異なっても特に問題はないと思います。実際自分も、元々搭載されているメモリとメーカーを揃えずに、別メーカのメモリを購入しましたが、特に問題なく動作しています。
自分の場合は、Amazonで『キングストンKingstonノートPCメモリ DDR4-2400 (PC4-19200) 8GB CL15 1.2V Non-ECC SODIMM 260pin KVR24S17S8/8 永久保証』を購入。 価格は5,000円前後。
PC裏のメモリカバーを外すのにプラスドライバーが必要です。もし持っていない人は、ついでに購入しておきましょう。
キングストンKingstonノートPCメモリ DDR4-2400 (PC4-19200) 8GB CL15 1.2V Non-ECC SODIMM 260pin KVR24S17S8/8 永久保証
- 発売日: 2016/11/18
- メディア: Personal Computers
購入したメモリを増設する
メモリを入手したら、いよいよPCに増設します。
取り扱い説明書の記載に従って、メモリを増設しましょう。
参考までに、自分が行ったときの手順を以下に示します。
- 電源を切り、電源ケーブルを抜く
- リチウムイオンバッテリーを外す
- PC裏のメモリカバーを外す
- 購入した追加メモリを差し込む
- PC裏のメモリカバーをつける
- リチウムイオンバッテリーをつける
- 電源ケーブルを指し、電源を入れる
少しわかりにくい、3番目と4番目について説明します。
PC裏のメモリカバーを外す
PC裏に取り外せそうな部分が2か所ありますが、『VJS152』の場合は、小さいほうのカバーを取り外します。ねじがついている端以外の、3つの端の部分はツメで固定されています。ねじを外したら、ねじがついていた端から指でカバーを持ち上げるとカパッと外れると思います。ねじを無くさないように注意してください。
購入した追加メモリを差し込む
メモリの差し込みですが、メモリを触ったときに静電気で壊してしまわないように、念のためドアノブなどの金属に触れて、体に溜まった静電気を逃がしておきましょう。
メモリスロット(差し込み口)に対して、メモリの切り欠き位置を確認しながら、水平から斜め30°くらい傾けた状態で差し込みます。奥まで差し込んだら、メモリの浮いている部分を水平になるように押し込んで、フックにカチッとハマれば挿入完了です。
メモリが増設できているか確認
最後にメモリがきちんと増設できているか確認しましょう。
タスクマネージャーを開きます。開き方はいくつかありますが、「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを同時に押すのが一番簡単かと思います。
「パフォーマンス」タブからメモリを選択して、メモリが増えている・スロットが埋まっていれば、きちんと増設できていると思います。
おわりに
今回初めてメモリを増設してみましたが、メモリ8GB程度ならば数千円で手に入り、増設もそこまで面倒ではないのが意外でした。パソコンのハードウェアについてはあまり詳しくないのですが、今回のことで少しだけ詳しくなることもできたので 、個人的には結構収穫がありました。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。