れんちの備忘録

れんちの備忘録

ゆとり世代社会人が日々の中で調べたこと、考えたことのメモ

大人とはなにか?

1月の第二週の月曜日は「成人の日」ということで、成人された方はおめでとうございます。

年齢の上では20歳になれば「大人」の仲間入りですが、当時の私の場合はまだ学生だったこともあり、成人したからといって「大人」になったという実感は正直に言うと無かったです。

みなさんの考える「大人」って何でしょうか?

私は成人して、社会人として会社に勤めて数年経ちますが、「大人になったなぁ…」と思ったことがないです...。

お酒を飲めるようになったからといって「自分は大人だ」と思わないし、一人暮らしを始めて、会社で働いて自分で稼げるようになっても、「大人だ」と実感することはない...

いい機会なので、「大人とはなにか?」少し考えてみました。

大人の基準?

とはいえ、いくらか考えてみても、今までに「大人」になったと感じた瞬間がなかったので、Webで「大人になる」ことについて軽く調べてみると、「大人の基準」を書いている以下のような記事がありました。

smartlog.jp

この記事では「大人の基準」として、以下の6項目を挙げています。

  1. 精神的に自立している
  2. 金銭的にも自立している
  3. 自分一人でもきちんと生活ができる
  4. 責任感があること
  5. 世のため、人のために頑張れること
  6. 一般常識を持っている

確かに、大人であればこれらの基準を満たして欲しい、というのには納得がいきますが、逆にこれらの基準を満たしているからと言って自分自身で「大人になったな」と実感することは無いような気がします。

社会人になれば、2番、3番、6番は、おそらく問題なくクリアかなと思います。

問題は1番、4番、5番で、確かに大人に必要な要素ですが、これを満たしているかどうか自分で実感するってかなり難しいですよね。少なくとも4番の「責任感があること」について、「あぁ、自分は責任感があるなぁ...」とか自分は一生かかっても思ったりしない気がします(客観的に見て責任感があるかどうかは別として)。

 

というわけで、上記の項目を全て満たしていれば大人と呼んでもいい気はしますが、実際に全てを満たしていたとしても、

《大人になる要素を全て満たしている》

⇒「大人になったなぁ」

と自分で実感することは、個人的には一生来ない気がします。

「大人になる」とは、「大人とはこうあるべき」という条件の獲得を目指すこと?

「大人になる」とは何か、もう少しWebでいろいろな意見を調べていると、Yahoo!知恵袋に以下のような意見がありました。調べた中では一番しっくり来たのでご紹介します。

detail.chiebukuro.yahoo.co.jp

大人とは存在ではなく、当為だと思います。
要するに、「大人とは~である」(存在)ではなく、「大人とは~であるべきである」(当為)だろうということです。
早い話が、大人というものが存在するのではなく、大人であることを自らに課し、実現する必要があるんじゃないかと。

(中略)

大人とは集団の中で二十歳過ぎの人間が目指すべきものであって、獲得すべき諸条件の総称であるだろうと思います。

 

大人というのは、獲得すべき諸条件の総称なので、それらを満たしていたとしても、自分で「大人になった」と思うことはない。「これが大人だ」と思う大人の条件みたいなものは人によって違うから、一概にこの人が大人だという事はできない、という事だと思います。

この意見が一番しっくり来た理由は、「大人とは~であるべきである」という”目指すべき目標”とみなしていることです。だからこそ、『「大人」って何?』って聞かれても簡単には答えられないし、「大人になったな」と実感する人も少ない。

 

それに、個々人が「大人とはこうあるべきである」というものを持って、それに向かって努力しながら日々を暮らしていた方が素敵だなと思い、この意見に共感しました。

おわりに

今回「大人とはなにか?」について、初めて真面目に考えたり、調べたりしてみましたが、とても難しいテーマでした。

お題の出題者からすると、もっと具体的なエピソードみたいなものを期待していたのかもしれませんが、「大人になった」という実感があるエピソードがなかったので、なんだか違う方向に行ってしまったかもしれません。

とにもかくにも、成人された方はおめでとうございます。

お互いに、それぞれ自分の考える「大人」の条件に近づけるように、頑張っていけたらと思います。

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

今週のお題「大人になったなと感じるとき」》