《ラズパイ4》microSDカードを「FAT32」へフォーマットする方法まとめ
Raspberry Pi 4を起動させる際にフォーマット作業でかなり手こずったので、メモを残しておきます。ご参考になれば幸いです。
※注意:
フォーマットするとmicroSDカード内のデータが全て消去されるため、microSDカードに何か保存していた場合は、別のドライブ等に移動させておくのを忘れないようにしましょう!
方法1:「ディスクの管理」からフォーマット
microSDカードの容量が32GB以下であれば、この方法が一番簡単です。フォーマットのやり方は、以下の通り。
※容量が64GB以上のものは、この方法は使用できません。
- エクスプローラー(フォルダ)を開く
- ナビゲーションウィンドウ(左側の一覧)から「PC」を選択
- コンテンツウィンドウから、フォーマットしたいmicroSDカード(ドライブ)を選択、右クリック
- コンテキストメニューから、「フォーマット」を選択
- フォーマットウィンドウが開くので、「ファイルシステム」欄から「FAT32」を選択
- フォーマットウィンドウ一番したの「開始」を選択するとフォーマットされる
手順①~③
手順④
手順⑤~⑥
方法2:フリーソフトを使用してフォーマット
64GB以上のmicroSDでは方法1が使えないため、Web上からフリーソフトをダウンロードしてフォーマットを行います。以下にフリーソフトをいくつか挙げますので、いずれかを使用してフォーマットしてください。
①「Disk Formatter」
バッファローが提供しているフォーマットソフト。
「Disk Formatter2」に移行したようで2009年以降更新されていないが、Windows10でも動作し、バッファロー製品以外にも使用できる。
「DiskFormatter」のダウンロード:
https://www.buffalo.jp/support/download/detail/?dl_contents_id=60879
②「DiskFormatter2」
バッファローが提供しているフォーマットソフト。
ただし、バッファロー製品にしか使用できないのが難点。
「DiskFormatter2」のダウンロード:
https://www.buffalo.jp/support/download/detail/?dl_contents_id=60885
「DiskFormatter2」の使い方:
③「I-O DATA ハードディスクフォーマッタ」
I-O DATA が提供しているフォーマットソフト。
他の方のブログ等を見ると、I-O DATA製品以外でも使用できたようですが、筆者の場合は、「フォーマット対象のハードディスクが見つかりません」という警告が出て、使用できませんでした。
もしかしたら、I-O DATA 製品にしか使用できなくなった(あるいは2020年4月現在のWindows10では使用できない)のかもしれません。
「I-O DATA ハードディスクフォーマッタ」のダウンロード:
④「Fat32Formatter」
対応OSはWindows7まで。
Windows10で使用しようとすると、「ドライブが特定できませんでした!!」 と警告が表示されて、正常にフォーマットしてくれません。
「Fat32Formatter」のダウンロード:
http://software.tokiwa.qcweb.jp/download/Fat32Formatter/Fat32Formatter.html
おわりに
筆者のmicroSDカードはSanDisk製の128GBだったため、「Disk Formatter」を使用してフォーマットしました。PC上では正常にフォーマットされていましたが、ラズパイ4に挿入した際に上手く動作してくれなかったため、最終的にはTOSHIBA製の32GBのmicroSDカードに買いなおしましたが…
ラズパイ を使うのが初めてという方は、素直に16GBか32GBのmicroSDカードを購入した方が無難かもしれません。できればTOSHIBA等、信頼できるメーカの製品を使用するのがいいと思います。
筆者はSanDisk製の32GBも試しましたが、ラズパイが起動してくれませんでした。ちなみに、TOSHIBA製のmicroSDカードであれば、16GBであれば1500円、32GBであれば2000円くらいで買えると思います。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。